感染対策ICTジャーナル Vol.15 No.4 2020(10月号)が刊行となりましたので,目次をご案内いたします。
Special feature
知る・学ぶ・実践する 水回りの感染制御
■Case アウトブレイク事例を知る―発生から終息までの実際
1)グラム陰性桿菌―血液培養でピンク色の菌が発育した事例
(東京大学医学部附属病院 岡本 耕)
2)多剤耐性緑膿菌(MDRP)
(広島赤十字・原爆病院 山水有紀子)
3)レジオネラ
(神戸市立西神戸医療センター 磯目賢一)
■Basis 水回りの病原体と感染症を学ぶ―薬剤感受性・耐性化の動向とその病態・治療まで
(神戸大学医学部附属病院 宮良高維)
■Review 医療施設における水回りの管理の在り方―水道・シンクに潜む微生物の基本と伝播の早期発見
(東京医科大学病院 中村 造)
■Facility 医療施設における水回り設備の感染制御―レジオネラ対策を中心に
(アクアス株式会社 縣 邦雄)
■Quality 医療用水の水質管理の在り方―国内外の指針・ガイドラインの動向を踏まえて
(国立保健医療科学院 島﨑 大)
■Approach 1 水回りの環境調査の実践―検査の方法・対象・頻度とその活用術
(国立感染症研究所 倉 文明)
■Approach 2 水回りの環境ラウンドの実践―どう計画し,誰と協力し,何をチェックするのか
(旭川赤十字病院 宮崎寛康ほか)
■Approach 3 水回りの感染制御の実践―知っておきたいピットフォールとその対策
1)手洗い器・流し台・汚物処理槽―シンク形状の違いを踏まえて
(千葉大学医学部附属病院 藤原満里子)
2)病院・療養型施設・高齢者施設における浴室・シャワー室の管理―浴室用具の管理を含めて
(自治医科大学 笹原鉄平ほか)
3)病室内・廊下の水回り機器―加湿器・ウォーターサーバー・自動製氷機
(国際親善総合病院 中村麻子)