若手医師のための 困った時の抗菌薬攻略本
本サイト【感染対策Online】でも一部記事として先行配信をし、数多くのアクセスを得た新刊がついに発売です☆☆☆
◆数ある抗菌薬の中から、どんな患者に対して、どの抗菌薬をどう投与するのか、その判断の肝(きも)となる部分をわかりやすく解説!
◆長年にわたり抗菌薬・感染症診療業界をけん引してきた筆者が理路整然と語りかける、若手医師にとって至高の一冊。
〔著者〕
渡辺 彰
東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門 特任教授
公益財団法人宮城県結核予防会 理事長
日本感染症学会専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会指導医。東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発寄附研究部門教授・日本感染症学会理事・日本結核病学会理事長・日本化学療法学会理事長を歴任。2013年、結核医療とインフルエンザ医療に関する貢献で第65回保健文化賞,2017年、抗インフルエンザ薬の臨床開発とインフルエンザ感染症対策の推進への貢献で日本化学療法学会の第28回志賀 潔・秦 佐八郎記念賞、2023年、結核予防事業への貢献で第26回秩父宮妃記念結核予防事業功労賞を受賞している。
「抗菌薬パーフェクトガイド」(ヴァンメディカル刊)、「抗菌薬PK-PD実践テクニック」(南江堂刊)など著書多数。
ISBN:978-4-86092-152-1 C3047 ¥1800E
定価1,980円(本体1,800円+税10%)
B6判 136頁
2023年12月刊行
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〔目次〕
はじめに
第1章 抗菌薬の大前提
(1)抗菌薬の作用は、他の医薬品とは大違い
(2)抗菌薬は細菌のどこに効く? どう分類する?
(3)「選択毒性」とは?
(4)耐性菌はいつから? 誰が作ったのか?
(5)「かぜに抗菌薬は使わない」は本当か?
第2章 系統別の特徴をとらえよ
(1)ペニシリン系抗菌薬はここまで使える―群別・グループ別に分けて考えよ
(2)セフェム系抗菌薬は、世代を使いこなせ
(3)カルバペネム系抗菌薬は、最初の一手あるいは最終手段と心得よ
(4)β-ラクタマーゼ阻害薬配合剤は、耐性の種類で使い分ける―Amblerの分類を参照!
(5)アミノグリコシド系抗菌薬は、併用するのが基本
(6)マクロライド系抗菌薬は、第一選択となる場合を押さえよ
(7)キノロン系抗菌薬は、確実に攻める時にしっかり使え!
(8)グリコペプチド系抗菌薬は、必要な時に限定して使え
(9)ST合剤は、他の抗菌薬が効かない時に使え
第3章 抗菌薬療法のキモ
(1)叩いたらすぐ逃げろ! 逃げるに勇気はいるが役に立つ! 抗菌薬療法の極意はhit&away!
(2)実例から入れば、PK-PD理論は難しくない
(3)市中肺炎の治療;経口薬か? 注射薬か? メシを食えるかが大事
(4)原因菌不明の肺炎、2つに分けたら抗菌薬はすぐ決まる
(5)抗菌薬療法;薬が効かないときはこう考える!
(6)抗菌薬療法;薬は効いているけど、いつ終了する?
(7)抗菌薬療法;副作用が出たらこうする!
おわりに
著者略歴
内容見本
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