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2020.08.15 病原体

行楽地・サービスエリア訪問 食事でのコロナを防ぐ!―夏とレジャーとコロナ対策

著者:矢野 邦夫

行楽地やサービスエリアで飲食をすることは多いと思います。旅行気分を楽しむには、飲食することも重要なファクターです。しかし、飲食のときには、マスクを外さざるを得ないという問題があります。そのような無防備のときに新型コロナウイルスに感染しないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか?

まず、誰と一緒に旅行するのか、ということがとても大切です。「同居家族」「友人や同僚」「通常は一緒に住んでいない親族(祖父母や孫など)」で対応が大きく異なります。「同居家族」の場合、すでに自宅にて長時間、生活を共にしていることから、行楽地やサービスエリアで一緒に食事をすることによって、さらに感染のリスクが高まると言うことはありません。そのため、同じ席に座って、楽しく飲食していただければ結構です。対面での座席も問題ありません。ただし、周囲1~2m以内に他のグループがいないことが前提です。・・・

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著者プロフィール

矢野 邦夫(やの くにお)

浜松医療センター 院長補佐 兼 感染症内科部長 兼 衛生管理室長

インフェクションコントロールドクター,日本感染症学会専門医・指導医。感染制御の専門家として多くの著書・論文を発表している。主な書籍に「7日間できらりマスター 標準予防策・経路別予防策と耐性菌対策」,「救急医療の感染対策がわかる本」,「知って防ぐ!耐性菌 ESBL産生菌・MRSA・MDRP」(ヴァン メディカル刊)など。