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2020.08.11 病原体

旅館・ホテル宿泊 フロント・ロビーでコロナうつる?―夏とレジャーとコロナ対策

著者:矢野 邦夫

フロントではチェックインやチェックアウトで人々が列をなしていることがあります。このようなところでは、社会的距離を空けて、マスクを着用する、という基本的な新型コロナウイルス対策を実施することになります。

ロビーには多くの人々が座っています。そこには、テーブルや椅子などが設置されていて、ホテル客と待ち合わせの人々が使用しています。最近は、テーブルとテーブルは距離を空けて設置されているので、隣の客からの飛沫は届かないと思いますが、テーブルの上や椅子の肘掛けなどは「手指の高頻度接触面」ということになるので、そのようなところに触れたら手指消毒をします。

記事全文はこちらの書籍にて

 

 

 

 

 

著者プロフィール

矢野 邦夫(やの くにお)

浜松医療センター 院長補佐 兼 感染症内科部長 兼 衛生管理室長

インフェクションコントロールドクター,日本感染症学会専門医・指導医。感染制御の専門家として多くの著書・論文を発表している。主な書籍に「7日間できらりマスター 標準予防策・経路別予防策と耐性菌対策」,「救急医療の感染対策がわかる本」,「知って防ぐ!耐性菌 ESBL産生菌・MRSA・MDRP」(ヴァン メディカル刊)など。